昔話。

昔、大学入ったばかりのころに付き合っていた人のことをここ数日よく考えています。こないだみくしぃ見ちゃったりしたからだと思うけど。私が付き合った中では一番真面目でマトモな人だったと思う。すごい上から目線ですがー。大好きだったし、うまくいくと思ってたし、すごーく楽しかった。別れてしまったのは、彼が情緒不安定になってしまったから。私のことを大切にしなきゃ、好きでいなきゃって思って苦しんで、でも私は彼がそんな風に苦しんでるのには全然気付かなかった。さらにバイトやら学校の課題やら家庭のことやらで、かなり精神的にきていたんだと思う。私も彼も甘え下手で、今考えるともっと察してあげられればよかったのになぁ、って思う。まぁ、私も幼かったんだよね。彼の不安定さにイライラして、違う人の所へアッサリと行ってしまった。そんな風にして終った恋愛です。

いまさらこんなこと言ってもどうにもならないし、元に戻れるわけじゃない。でもやっぱり思ってしまうんだよね。あの時他の人の所に行かなかったら、あの時彼の辛さに気づいてちゃんと待っていてあげられたら・・・そしたら今も仲良くしていたんじゃないか、って。そんなことあるはずないのにね。思い出は美化されていくものだし、それゆえにそう思うんだろうね。でもさ、もしあの時別れていなかったら、今の私はこんな風じゃなかったと思う。確実に今の職業には就いていなかったと思うし、大学時代にずっとやっていたバイトも途中で辞めてたと思うし、友達関係ももっと違った形になってたと思う。でも、それは彼にも言えることで、私と彼は確かに仲良くやっていたと思うけど、ずっとあのまま付き合っていたらものすごく閉鎖的な世界に生きていたかもしれないなぁ、って思うんだ。まぁ、全部たらればの話だし、裏切ってしまった私がこんなことを言える立場ではないよね。


今、この時期にもう一度彼と会って、やり直せたら今度はうまくいくんじゃないか、なーんて妄想してたんだよね。そんなこと無理だってゆうのにね。過去のきれいな思い出に酔っているだけ。一度別れた相手とはそう簡単にやり直せるものではないのだから。一瞬彼に連絡取ろうか、なんて血迷ったのだけれど、ちゃんと思い留まってよかったわ。